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「こら、私語はやめなさい」と授業中怒られた学生時代の経験は遠い昔のことですが、私語のことを「ささめごと」と読むときがあります。
ひそひそと囁くように話す、そういう意味です。
うつろいやすい心のことは「花心(はなごころ)」。
浮気者の心は花がうつろうようにどんどんかわっていきますね。
そんな浮気者がついつい口にするいい訳、それを「託言(かごと)」と言います。
「あの人はどんな話題が好きかな」と心に化粧をしてしまうことを「心化粧(こころげしょう)」と言います。
心にまでお化粧をしてしまうなんて、女の人らしいですね。
やがて結ばれたふたりが、こっそりと人目を忍んで会うことを「逢瀬(おうせ)」と言い、一夜を共にして別れることは「後朝(きぬぎぬ)」と言います。
さあ別れのときです。
男が「もう行かなくては…」そう言った瞬間、雨が降って風が吹き、男が帰るのを邪魔しました。
このように行ってほしくない人を邪魔する雨風のことを「遣らずの雨」「遣らずの風」と言います。
恋の言葉はとてもおくゆかしい感情から、軽々しい心まで様々です。
恋するということは、今も昔もかわらず人間の生活に密着している、一番自然なことなのかもしれません。
恋の言葉
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