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冬の言葉

冬の始めの頃のまだぽかぽかとした暖かい日のことを「小春日」といい、そんな天気のことを「小春日和」と言います。

その頃になると夜は冷え込み、月がとても眩しく見えます。

こんな綺麗な月のことを「月冴える」「月冴ゆる」と言います。

昔は紅花の紅で口紅を作っていましたが、一番上質のものは京の紅、しかも「寒紅(かんべに)」がいいとされていました。

寒い季節の紅花は、ともかく色が鮮やかで美しいのです。

冬はとてもコントラストの効いた、眩しい世界が広がっていますね。



「風花(かざはな)」という言葉を聞いたことがありますか?とても綺麗な言葉ですが、実は花のことではありません。

風花とは、遠くで降った雪が風で流されてきて、まるで花びらのようだという意味です。

細く降る雪のことは「細雪(ささめゆき)」といいます。

谷崎潤一郎の美人四姉妹で有名なタイトルですね。

雪の降る時期、空は暗いはずなのに地面は明るい…雪がちいさな光を反射してきらきら光っている、昔はその光で本を読んで偉い官僚になった中国の偉人がいましたね。

雪のはなつ光のことを「雪あかり」と言います。

あられやみぞれの混じった雨が身も心も寒くする、そんな雨のこてゃ「氷雨(ひさめ)」と呼びます。

ならばさっと降ってさっと止む雨はなんというのか、それは「時雨(しぐれ)」です。

冬の天候の言葉は、そのまま読めない言葉がたくさんありますが、どれも響きがとてもきれいな言葉ですので、是非覚えてみてください。

春の言葉
夏の言葉
秋の言葉
冬の言葉

     
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