日本語教師についての情報

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天地の音2

雪の音

とても寒い地方では、雪は独特の音を立てます。

粉雪を踏むたびにきゅっきゅという音がするのを「雪鳴り」と言います。

また、氷点下五十度以下で息を吐くと、その瞬間凍る現象が起きます。

そのときかすかな音がするそうです。

シベリアの人たちはこれを「星のささやき」と呼ぶそうですよ。

この寒さになってくると、樹の幹も霜割れを起こしてきしみます。

その音のことを「凍て哭き(いてなき)」「凍て鳴り」「立ち木泣く」などと呼びます。

雷の音

雷も、季節によって名前が色々あります。

その年初めて鳴る雷を「初雷(はつらい)」「雷の初声」と言いますが、弥生時代、冬篭りをしていた虫がその雷の音で一斉に起きたという逸話があり、それゆえに「虫出しの雷」と呼ぶこともあるそうです。

春の季節がやってくると、今度は「春雷」と呼びます。

ごろごろと鳴るも、落ちることはなく、あっさりと止む雷ですね。

夏の季節の雷は、入道雲のせいでとても大きな音がしますし、なかなか止まないものです。

まるで拍手をしているようだと、「万雷の拍手(ばんらいのはくしゅ)」と呼ぶことがあります。

それが終われば秋の雷ですね。

秋分の季節の頃の雷のことを「雷声を収む」と呼びます。

最後は冬の雷。

雪国では雪が降る兆候として、「雪起こし」と呼びます。

ブリをとる地方ではブリがたくさんとれる時期なので「鰤起こし」、また、秋田県の鱩(はたはた)は、寒雷の頃にとれることから、別名カミナリウオと呼ばれています。

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