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石の言葉
石のつく言葉はたくさんあります。
石頭は柔軟性のない人、石仏は感情のない人。
「石に謎をかける」は何も反応のないことを言います。
石は不変のもののたとえですが、「水滴石を穿つ」のように、長い年月をかければ石も変化するという意味もあります。
では、「石に花」という言葉をご存知ですか?
石に花が咲くことはありえないこと、つまりありえないもののことを石に花と言うのです。
礎という言葉も、実は石からきています。
イエスは弟子ペテロに「あなたはペテロである。
そしてわたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう」と言ったらしいです。
ペテロとは石という意味。
石は大切なものを支える基盤であり、家の基礎になるもの。
石据えと書いて、礎と読むようになりました。
土の言葉
土の匂いのことをなんと言うか知っていますか?
「土いきれ」と言います。
「土臭い」という言葉もありますが、どちらかといえば洗練されていないイメージですね。
また、土の色のことを「土気色」と言いますが、同じ土の色でも赤土の「丹(に)」は「さにつらう」という「色」や「君」「妹」にかかる枕詞でもあります。
万葉集にも「さ丹つらふ妹をおもうふと霞たつ春日もくれに恋ひわたるかも」とありますよね。
黄赤色の土のことは「埴(は)」と言いますが、かつてはこの赤土で器を作っていたものです。
この赤土だけで作った簡素な建物のことを「埴生の宿(はにゅうのやど)」と呼びます。
抜け出すことのできない悪循環のことを「泥沼」と言いますが、「泥仕合」は泥だらけになって試合すること以外にも、中傷合戦などの醜い争いのことも言います。
「泥を被る」「泥を塗る」などと、泥は不利益や恥を意味することが多いです。
英語でもHis name is mud.といえば、信用が底に落ちたという意味になるそうです。
露の言葉
木の葉から零れる雫のことは「山の雫」、涙のことは「空の雫」、実際に空から降る雫のことは「月の雫」と言います。
涙は雫や露にたとえられることが多いです。
「思いの露」はつのる思いの強さゆえにこぼれる露のこと、「心の露」は悲しみのためにあふれる涙のことです。
言葉の美しさと儚さは「言葉の露」、情愛のうるおいは「情けの露」
露はこのように、美しいもの、儚いもののたとえにもよく使われます。
露の季語で、美しい紅葉をつくる露のことを、秋の季語で「白露(しらつゆ)」と言います。
古今和歌集をはじめとし、色々な歌で読まれています。
時間や季節
時間や季節2
時間や季節3
時間や季節4
色の言葉
色の言葉2
動物の言葉
動物の言葉2
土と水の言葉
土と水の言葉2
空と星の言葉
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