日本語教師についての情報

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動物の言葉2



猿は人間に近い動きで人を楽しませてくれます。

人の真似ばかりする人のことを「猿真似」または「猿の人真似」と言います。

猿は別名「ましら」と読みますが、猿が秋の実を貯蔵して酒を作ることを「猿酒(ましらざけ)」と言い、秋の季語です。

しかし実際には猿が食べ物を貯蔵することはないらしいので、俗説らしいです。

群れから離れて生活する、一匹狼に相当する言葉で、「独り猿」「離れ猿」という言葉があります。

こんな逸話があるのを知っていますか?水に映った月をとろうとした猿が溺死したという話。

ここから「月の影とる猿」という言葉が生まれました。

名人が失敗することを「猿も木から落ちる」内面がともなわない人のことを「猿に烏帽子」などとも言います。

狐・狸

昔から化けるというので有名な狐と狸にもたくさんの言葉があります。

狐のことを「稲荷」と言うのは有名ですが、油揚げが好物というのはどこから出てきた説なのでしょうか。

きつねうどん、稲荷寿司、おそらくは狐のような毛の色をしているところからだと思われます。

妖怪としても有名な狐は、九本の尻尾を持っている「九尾(きゅうび)の狐」という言葉があります。

人を騙す妖怪の狐を「妖狐」といい、人間で男を騙す女性のことをこれになぞらえて「女狐」とも言いますね。

野山にあらわれる燐火のことを「狐火」と言ったりもしますね。

昔からあやしい現象のことも狐にたとえます。

日照り雨のことを「狐の嫁入り」「狐日和」とも言います。

狸もこれに負けていません。

夜になるとどこからか聞こえてくるお祭りのことを「狸囃子(たぬきばやし)」「狸の腹鼓」と言います。

証城寺の寺の和尚と狸がいっしょにさわいだ話は有名ですね。

人の動作のことを狸にたとえることもありますね。

寝たふりのことを「狸寝入り」と言いますし、ずるがしこいお爺さんのことを「狸爺」「狸親父」と言ったりします。

「古狸」なんて言葉もありますね。

狐も狸も人を化かしますが、主に狐は女、狸は入道という言葉があるみたいです。



春を告げる鳥のことを「春告鳥(はるつげどり)」「匂い鳥」と言います。

鶯は季節によって鳴き方が異なります。

夏の「ピルルケキョケキョ」という鳴き方は「谷渡り」、冬の「チャチャ」という鳴き方は「笹鳴き」と言います。

その年初めて聞く声は「初鳴き」と言い、似た言葉に「初鶯」というのがありますが、これはかごの中の鶯にあかりを灯して、月に鳴かせることを言います。

珍しいもののことを初鶯と言います。

燕が飛びながら昆虫を捕らえることを「燕返し」と言います。

剣術で刀の急反転するそぶりや、身のかわしをこれにたとえる場合もあります。

鳥の動作を人にたとえたものもたくさんあります。

有名なのは「鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)」ですが、これは仲のよい夫婦のことを言いますね。

これ以外にも「鴛鴦の契(えんおうのちぎり)」や「鴛鴦の衾」「鴛鴦の褥」という言葉があります。

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